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財務省解体デモに参加して逮捕されるのか?公安から目を付けられる可能性は!

デモに参加している人 エンタメ

【財務省解体デモに参加して逮捕されるのか?

日本では、憲法によって言論の自由や集会・結社の自由が保障されており、市民が政治的な意見を表明する手段としてのデモ活動も、基本的人権の一部として認められています。しかし2025年現在、一部の政治的メッセージを含むデモ活動については、警察や公安当局がどのような対応を取るかという点で、社会的な注目が高まっています。

特に「財務省解体デモ」のように、現体制の中枢機関に対して強い批判を投げかける内容の場合、そのインパクトの強さから社会的な関心を集めるだけでなく、治安維持の観点から監視対象となる可能性も指摘されています。こうした状況のなかで、「参加したら逮捕されるのでは?」「公安にマークされるのでは?」と不安を抱く市民も少なくありません。

本記事では、財務省解体デモを例に、デモ参加によって逮捕されるリスクや公安警察に目を付けられる可能性について、最新の実例と法律、社会動向に基づいて詳しく解説していきます。

 

■ デモに参加して逮捕されるのか? その実態と例外

まず押さえておくべきは、正当な手続きを経て開催されたデモに参加するだけで逮捕されることは、原則としてありません。日本では、集会・表現の自由が憲法第21条に明記されており、市民が意見を表明する手段としてのデモ行進や集会は、原則的に保護される行動です。

しかしながら、現実には以下のようなケースでは、逮捕や事情聴取のリスクが生じる可能性があります:

  • 無届けでのデモ(道路使用許可なし)や違法な占拠行動

  • デモ中に公共物や私有物を破壊したり、他人に危害を加える行為

  • 興奮した群衆による衝突や暴動行為への関与

  • 刃物や火炎瓶などの危険物の携帯

  • 警察の指示に従わず抵抗した場合

実際に、2025年3月14日に東京・霞が関で行われた財務省前のデモでは、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首がナタで襲撃されるという衝撃的な事件が発生しました。この事件では、加害者が現行犯で逮捕されており、メディアでも大きく報じられました(出典:テレビ東京)。

このような突発的事件は、たとえ自身が直接関係していなくても、現場に居合わせたことで事情聴取を受ける可能性もあるため、参加する際には注意が必要です。

 

 

NHKから国民を守る党 立花党首 財務省前で襲われけが 男は逮捕

 

14日夕方、東京・霞が関の財務省の前で行われていたデモのそばで、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏がいきなり刃物で襲われ、けがをしました。その場で逮捕された30歳の男の容疑者は「立花氏を殺そうと思った」などと供述していて、警視庁は殺人未遂の疑いで捜査しています。

14日午後5時すぎ、財務省の前で行われていたデモの近くで、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が突然、近づいてきた男に刃物で襲われました。

警視庁によりますと、男は立花氏に向かって刃渡り16センチほどのナタのような刃物を振り下ろし、立花氏は頭と耳などに切り傷を負いました。

その場で逮捕されたのは、自称、東京・杉並区の無職、宮西詩音容疑者(30)で、警視庁は殺人未遂の疑いで捜査しています。

宮西容疑者は、支援者などと写真撮影を行っていた立花氏に近づき、自分の順番になったところでいきなり切りつけたということです。

現場にいた2人の男性が直後に容疑者を取り押さえましたが、このうち30代の男性が足に軽いけがをしたということです。

調べに対し宮西容疑者は「立花氏を殺そうと思った」と供述しているということで、警視庁が詳しいいきさつなどを調べています。

出典:NHK

 

 

■ 公安からの監視対象になる可能性とその実態

公安警察とは、主に内乱、破壊活動、テロリズムなど国家の安全に関わる問題に対応するために設置された部署であり、特定の政治思想や過激な活動に対して監視・情報収集を行っています。単に一度デモに参加したからといって、すぐに公安の監視対象になるとは限りませんが、以下のような条件に該当する場合は注意が必要です:

  • 主催団体に過激派や暴力的過去のあるメンバーがいる場合

  • 明確に体制転覆を目的とするようなメッセージが含まれる場合

  • 外国勢力との関係性が疑われる団体が関与している場合

  • デモの場で違法行為が行われていた場合

SNS上では、「財務省解体デモに参加した人たちは公安にマークされているのでは?」という投稿も見受けられています(出典:X/Twitter)。もちろん、全てのデモ参加者が対象となるわけではありませんが、情報収集が日常的に行われているのは事実です。

特に顔や氏名がわかる写真を撮影され、ネットに拡散された場合には、本人が知らないところで情報が蓄積されるリスクもあります。公安の監視活動は一般には明らかにされないため、監視されているか否かを自身で判断することは難しいものの、疑念を持たれるような行動は極力避けるのが賢明です。

 

■ デモに参加する際の具体的な対策と安全への配慮

デモ活動は、市民が社会への声を届けるための大切な手段の一つです。しかし、その一方でリスクも存在するため、参加する際には綿密な準備と自己防衛意識が必要です。以下は、安全に活動するための基本的な対策です。

  1. 主催者・団体の背景を確認する

    • SNSや報道、過去の活動履歴などをチェックし、信頼性のある団体かを見極めましょう。

  2. 合法性の確認と事前情報の取得

    • デモが正式な手続きを経て開催されているか(道路使用許可、警察との連携)を主催者に確認しましょう。

  3. 現場での冷静な行動を心がける

    • 集団心理に流されず、状況を見て冷静な判断を行いましょう。

  4. 違法行為・挑発に巻き込まれない

    • 他の参加者の行動に警戒し、過激な言動や衝突が発生した場合は速やかにその場を離れる判断をしましょう。

  5. 自身の行動記録を残す

    • 万が一のトラブルに備えて、写真や動画で行動記録を残しておくこともリスク対策の一環になります。

  6. 顔を覆うマスクやサングラスなどで身元を守る

    • プライバシー保護のため、顔が特定されないようにする工夫も重要です。ただし法律に反しない範囲で行動しましょう。

 

■ まとめ:慎重な判断と準備で自分の権利を守ろう

財務省解体デモのように、強い政治的メッセージを含むデモ活動への参加には、それなりの覚悟と準備が求められます。日本は民主主義国家であり、市民が自由に意見を述べることは守られるべき大切な権利ですが、それが安全に行使されるためには、周囲の状況に対する正しい認識と、万が一の事態への備えが不可欠です。

デモに参加することで社会に貢献する意義は確かにありますが、その一方で巻き込まれるリスクや誤解を受ける可能性も否定できません。だからこそ、自分自身で情報を集め、冷静に判断し、安全を最優先に行動することが、自らの意志をより有効に伝えることにつながるのです。

 


※この記事は2025年3月22日時点の情報に基づいて作成されています。

 

 

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