備蓄米と新米の見分け方はどこを見る?商品の表記で判断できる!
お米は日本人の食生活にとって欠かせない主食ですが、その中でも「新米」と「備蓄米(古米)」の違いについて明確に理解している人は意外と少ないかもしれません。見た目が似ているため、どちらを手に取るべきか迷ってしまうこともあるでしょう。しかし、正しい知識を持っていれば、表示や炊き上がりの特徴から確実に見分けることができます。この記事では、商品パッケージに記載された情報をもとに、誰でも簡単にできる新米と備蓄米の見分け方を丁寧に解説します。さらに、お米の保存状態や用途による違い、選び方のコツも交えて、より満足のいくお米選びができるようサポートします。
▶原料米表記:複数原料米=備蓄米の可能性が高い
1. 「産年」の表示をチェック!
お米の袋には、必ず「産年(収穫年)」が記載されています。たとえば「2024年産」と記されていれば、そのお米は2024年に収穫されたものであることを意味します。この産年表示が最新の年になっている場合、基本的には新米とみなされます。一方で、前年以前の年が表示されている場合は、一定期間保存されていた「備蓄米」である可能性が高くなります。
特に、ネット通販や業務用米では古米やブレンド米が流通していることもあるため、産年の確認は購入前に必須です。また、同じ品種でも産年によって風味や価格が異なることもあるため、品質にこだわる人ほど注意したいポイントといえるでしょう。
▶ ポイント:産年が「前年」や「それ以前」の場合は、備蓄米の可能性が高くなります。購入時は必ず確認しましょう。
▶産年表記:「2024年産」=新米
▶産年表記:「2023年産」=備蓄米の可能性が高い
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2. 「精米年月日」を確認!
「精米年月日」は、そのお米がいつ精米されたかを示す重要な情報です。新米は収穫後すぐに精米され、出荷されることが多いため、「産年」と「精米年月日」が近ければ近いほど、新鮮な状態である可能性が高いと判断できます。
例えば、「2024年産」「精米日2024年10月」であれば、そのお米は収穫後すぐに精米された新米です。しかし、「2023年産」「精米日2024年10月」の場合は、古米を再度精米したものである可能性があります。
また、精米から時間が経つほど酸化が進み、風味が落ちてしまうため、保存状態に気を付けることも大切です。精米から1カ月以内のものが理想ですが、密封保存されていれば2〜3カ月は品質が保たれるといわれています。
▶ 例:2024年産・精米年月日「2024年10月」→新米の可能性が高い!
▶ 補足:古米も再度精米されることがありますので、産年との併記が大切です。
▶ 参考:スマートアグリの記事
3. 「新米」マークがあるかどうか
「新米」と記載されているお米は、その年の12月31日までに精米・包装された収穫年当年のお米であるという意味を持ちます。これは農林水産省の基準に基づいた表記であり、信頼性があります。
ただし、このマークは任意表示であり、すべての新米に記載されているわけではありません。そのため、「新米」と書かれていなくても、産年や精米日を見れば新米であるかどうかを判断できます。
また、企業によっては「特別栽培米」や「産地限定米」などの表記と一緒に新米マークがついていることもあるため、総合的に表示を確認するとより安心です。
▶ 「新米」の表示がある=その年の収穫米である可能性が極めて高いです。
▶ 注意:表記がなくても、産年・精米日を確認すれば新米かどうかは判断可能です。
備蓄米の大半はブレンド米
一部抜粋「消費者の方々も注意を払ってみれば、(備蓄米だと)判断できる材料が多分にあると思う」。江藤拓農林水産相は21日の会見でこう強調し、米袋の表示を注意深くみれば、備蓄米の判別ができると説明した。とはいえ、備蓄米とは明示されていないため、見分けられたとしても、備蓄米の〝可能性が高い〟コメとなる。
江藤氏は「備蓄米を判断できる材料は多分にある」というが、農水省はその具体的な指標などは提示していない。そのヒントを探るべく、コメの卸売業者に聞いたところ、判別の上で大きなポイントとなりそうなのが、複数の品種や年産米を混ぜた〝ブレンド米〟だという。
ある大手卸売業の担当者は、「落札できる備蓄米の銘柄や量が分からなかったので、多くの業者が対応しやすいブレンド米用の米袋を用意していた」と説明する。「一刻も早く流通させてほしいという農水省の意向をくんで、銘柄を選別するよりも早く流通に乗せられるブレンド米として大半は販売される」と話す。
出典:産経新聞
4. 米粒の見た目や質感での見分け方
パッケージ表示以外でも、実際にお米を手に取って確かめることで、新米か古米かを見分けることができます。
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新米の特徴:水分を多く含んでおり、粒がふっくらして透明感があり、やや光沢も見られます。手で触ると軽くしっとりした感触があり、握ると少しだけ手に張り付きます。また、米粒を割ってみると崩れるように割れるのも特徴です。
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古米の特徴:乾燥しており、触るとさらさらとしていて軽い。粒が小さく硬く見え、色がやや黄ばんでいる場合もあります。割るとパキッと音がしてきれいに割れることが多いです。
炊く前に少量を取り出して触感や見た目を確認することで、表示に頼らずともおおよその見分けが可能になります。特に業務用やネット購入の際には、この確認作業をおすすめします。
▶ 実際に炊く前に少量を取り出して触ってみるのも一つの方法です。
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5. 炊いたご飯での違いもチェック
炊き上がったご飯にも、新米と古米でははっきりとした違いがあります。食感、香り、甘みのすべてに差が出るため、実際に炊いてみることでその違いを体感できます。
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新米:炊き上がりに美しいツヤがあり、ふっくらしてもちもちとした食感。香りが強く、自然な甘みが広がります。おにぎりや白ごはんなど、お米本来の味を楽しむ料理にぴったりです。
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古米:水分が少ないため、炊き上がりがややパサつくことがあります。香りや甘みが控えめで、全体的にあっさりした印象です。チャーハンや丼物など、味付けがしっかりした料理に向いています。
また、古米は炊く際に水加減や吸水時間を調整することで、ある程度美味しく仕上げることが可能です。例えば、通常よりも水を多めにし、吸水時間を長めに取ると、もちもち感が増して食べやすくなります。
▶ 補足:炊飯器の水加減や吸水時間を調整することで、古米もある程度おいしく炊くことが可能です。
まとめ
新米と備蓄米(古米)の見分け方は、表示を見るだけでもある程度判断できますが、実際に目で見て触って確かめることで、より確実に判別できるようになります。「産年」「精米年月日」「新米マーク」といった表示のほか、米粒の質感や炊き上がりの風味・食感の違いにも注目しましょう。
お米選びは、毎日の食卓の満足度を大きく左右する要素です。ぜひこの記事の内容を参考に、よりおいしい、そして用途にぴったりなお米を選んでください。保存方法にも気を配りながら、旬の味わいを最大限に楽しむことができれば、食事がもっと楽しく豊かなものになるでしょう。
次回お米を購入する際には、今回ご紹介したチェックポイントを思い出して、新米の香りと甘みをぜひ味わってみてくださいね!
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