にぎる君がコンビニの商品を潰して動画に投稿!いくらの損害?どんな罪になる?
最近、SNSで「にぎる君」という人が、コンビニの商品を握り潰して、その動画を投稿し話題になっています。この行為は、お店やお客さんに大きな迷惑をかけるだけでなく、法律的にも問題があります。今回は、どれくらいの損害が出るのか、またどんな罪に問われるのかを分かりやすく説明します。
コンビニ「食べ物」握りつぶす“不快映像” 1900万回超再生も批判相次ぐ…専門家「拡散でビジネス勧誘が目的の可能性」
食べ物を粗末に…コンビニの商品が次々と握りつぶされる不快な映像。
この映像を巡り、批判の声が相次いでいる。
そして、こうした映像をSNS投稿する目的について、専門家に聞いた。
9つの食べ物が力いっぱい握りつぶされる
コンビニの店内で商品を手に取り、握りつぶすと、再び商品棚へと戻す映像。この迷惑行為がSNSで拡散されると、1900万回以上再生され、波紋を呼んでいる。
映像では「おにぎり」や「サンドイッチ」「デザート」など、9つの食べ物が力いっぱいに握りつぶされていて、SNSでは批判の声が相次いでいる。映像では「おにぎり」や「サンドイッチ」「デザート」など、9つの食べ物が力いっぱいに握りつぶされていて、SNSでは批判の声が相次いでいる。出典:FNNプライムオンライン
1. 被害金額はどれくらい?
コンビニの商品を壊すことで発生する損害の金額は、壊した商品やお店の対応によって変わります。
-
商品代:コンビニの商品は100円~1000円以上のものまでさまざま。たとえば、1個500円の商品を20個壊せば、単純計算で1万円の損害です。
-
追加の損害:床や棚が汚れたら清掃費がかかります。ほかの食品に汚れがつけば、さらに被害が広がることも。
-
営業の影響:店が混乱し、営業に支障が出れば、さらに大きな損害になります。
トータルで考えると、数万円~数十万円の損害になる可能性があります。
2. どんな罪になる?
このような行為は、法律に違反する可能性が高いです。
(1) 器物損壊罪(刑法第261条)
-
どんな罪? 他人の物を故意に壊すと、この罪に問われます。
-
罰則:3年以下の懲役または30万円以下の罰金。
-
ポイント:コンビニの商品はお店のものなので、意図的に壊すと罪になります。
(2) 威力業務妨害罪(刑法第234条)
-
どんな罪? お店の営業を邪魔するような行動をすると、この罪になります。
-
罰則:3年以下の懲役または50万円以下の罰金。
-
ポイント:お店の人が対応に追われたり、営業できなくなったりすると、この罪に問われることがあります。
(3) 軽犯罪法違反(軽犯罪法第1条33号)
-
どんな罪? 人に迷惑をかける行為をした場合に適用されます。
-
罰則:拘留または科料(1日1,000円~9,999円の範囲で裁判官が決定)。
3. まとめ
「にぎる君」のような行為は、ただの悪ふざけでは済まされません。お店やほかのお客さんに迷惑をかけるだけでなく、法律で処罰される可能性があります。SNSで注目を集めようとしても、その代償は大きいものになります。
周りの人のことを考え、ルールを守って行動することが大切です。
関連:財務省の解体デモは次回いつなの?3月の開催は広島の中国財務局だ!
キーボードの「音ハラ」とは?弁護士の見解は限度を超えると損害賠償!
中居が逮捕されない理由とは?示談、証拠不十分で不起訴なのか!


コメント