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【東京都】水道の基本料金が無償化に!対象者は申請が必要なのか?

水道料金の無償化を喜ぶ主婦!イラスト画像 エンタメ

水道料金の無償化、東京都で6月から実施!どのくらいお得になるのか?

2025年6月から、東京都が全都民約800万世帯を対象に「水道基本料金の無償化」を実施します。この取り組みは、記録的な物価上昇と猛暑による生活負担を少しでも軽減するための、今夏限定の特別措置です。この記事では、無償化の具体的な内容、実際にどの程度の節約効果があるのか、対象となる家庭の条件や確認方法、さらに他県との比較まで、多角的に解説していきます。

 

🌊 東京都の水道基本料金無償化とは?

東京都が打ち出した今回の施策では、2025年6月から9月までの4か月間、一般家庭を対象に水道の基本料金が無償となります。水道料金は通常、「基本料金」と「従量料金」の2つから構成されており、今回の措置はそのうち「基本料金」に限ったものです。

東京都水道局によると、都内には約800万の世帯が存在し、そのほとんどが今回の無償化の恩恵を受けることができます。これは、全国的に見ても前例の少ない大規模な支援策といえるでしょう。

 

水道基本料金無償化とは?

東京都は2025年6月から9月までの4か月間、都内約800万世帯を対象に水道の「基本料金」を無償化します。従量料金は対象外で、全国的にも珍しい大規模な生活支援策です。

 

💰 どれくらいお得になるの?

水道基本料金は、水道管の口径や利用形態に応じて異なりますが、もっとも一般的な「口径20mm」の家庭では、月額約1,170円(税別)が発生します。これが4か月間無料になることで、単純計算で約4,680円、税込では約5,000円以上の節約が見込まれます。

また、より大きな口径の水道を利用している大家族世帯や二世帯住宅などでは、月額1,460円~2,400円程度になることもあり、この場合は4か月で最大8,000円以上の負担軽減になる可能性もあります。

光熱費や食料品の価格が上昇するなかで、この水道料金の無償化は、特に子育て世帯や高齢者世帯にとって大きな助けとなるでしょう。

 

一般家庭ではいくらお得?
水道基本料金は家庭の水道管口径によって異なり、一般的な20mmなら月額約1,170円。4か月の無償化で約5,000円の節約に。大家族などは8,000円以上の負担軽減も可能で、物価高の今、大きな支援となります。

 

水道管の口径

東京都水道局が公表している水道管の口径ごとの基本料金(税別)は以下の通りです

 

一般家庭は880円お得になるよ!

 

水道管の口径 月額基本料金(税別)
13mm 約880円
20mm 約1,170円
25mm 約1,460円
30mm 約2,240円
40mm 約3,710円
50mm 約6,320円
75mm 約13,000円超

 

 

📌 対象世帯と確認方法

対象となるのは?

この無償化の対象となるのは、東京都水道局が給水サービスを提供しているすべての一般家庭です。ただし、一部の市町村(武蔵野市、昭島市、羽村市など)は独自の水道事業体を持っているため、今回の都の施策の対象外となる場合があります。

対象外の市町村でも、東京都が設けた「特別交付金」を活用して同様の料金支援を実施する動きもあるため、各自治体の発表にも注目が必要です。

 

対象かどうかを確認する方法:

水道検針票の確認
毎月届く検針票には、口径・基本料金・使用水量などの記載があります。

東京都水道局の公式アプリ

スマートフォン用の専用アプリから、過去の使用量や料金の内訳を確認できます。

東京都水道局ウェブサイト

FAQやエリア別対応状況などが掲載されています。
 

📝 申請は必要?

この無償化措置は、都が自動的に適用するため、住民による申請手続きは不要です。対象となる世帯には、6月分以降の請求書から「基本料金」の項目が自動的に0円と記載されます。

また、口座振替やクレジットカード払いの場合も、差し引かれた金額が自動的に調整されるため、利用者が別途連絡する必要はありません。

 

申請は必要なの?
この無償化は申請不要で自動適用され、6月以降の請求書に基本料金が0円と表示されます。口座振替やカード払いも自動で調整され、手続きは不要です。
 

🏛️ 財源と予算規模

今回の水道基本料金無償化に伴い、東京都は約368億円の補正予算を編成しました。財源の内訳は以下の通りです:

財源と予算
水道料金基本料金の無償化に充てる経費:358億円
一部自治体への特別交付金(支援金):10億円

これらの資金は、東京都の一般会計から水道事業会計への支出金として手当てされ、公共料金の抑制と市民生活の支援を目的としています。

また、今回の措置が将来的な恒久化に発展するかについては、今後の物価動向や都の財政状況を見て判断される見込みです。

 

🌐 他県との比較と反応

東京都の今回の決定は、他の自治体でも大きな話題となっています。

・埼玉県の大野元裕知事は「東京都のように財政的な余裕がなければ、同じような政策を打つのは難しい」と発言。
・栃木県の水道担当者も「東京のように豊富な財源がある自治体と同列に比較はできない」と述べ、東京都の財政力の差を指摘しました。

一方で、全国的にはこの1年の間に、関東圏を含む37の自治体で水道料金の値上げが実施されており、東京都の無償化政策は極めて珍しい対応として注目されています。

都民からは「助かる」「他の光熱費にも波及してほしい」といった声が上がっており、同様の支援が全国に広がるかが注目されます。

 

都民水道“基本料”無料へ 全額じゃない?いくら安く?

【KSB抜粋】
物価高のなか、東京都が水道基本料金を“無償化”する方針です。無料になる水道の“基本料金”はいくらかご存じでしょうか。

■都民水道“基本料”無料へ

小池百合子知事 「この夏に限り、臨時的な特別措置として水道料金の基本料金を無償にする。都民の光熱水費をこれによって軽減する。予算規模は368億円」

 東京都が都内すべての一般家庭、約800万世帯を対象に、この夏の4カ月間、水道基本料金を無償化する方針を固めました。

夫婦2人暮らしの人(80代) 「うれしいことはうれしい。年金生活だから、安ければ安いにこしたことない」

 コメに卵など物価高が続くなか、家計の負担を減らすことで猛暑が予想される夏のエアコン使用を促して熱中症対策につなげる狙いがあります。

家族3人の人(50代) 「けさ、水道料金の検針票を見た。直近2カ月、学生の子どもがいる。3人家族で8800円くらい」

 今回、無償化するのは水道基本料金だけです。

 都内の一般家庭向けの水道基本料金は1カ月で1世帯あたり860円から1460円です。

家族3人の人(50代) 「基本料金は結構低め、うちの家族の使用量に比べると低い。ありがたいといえばありがたいが、分かりづらい」

 とはいえ、4カ月で最大5840円もお得なんです。

 では、自分の基本料金はいくらなのか。それは検針票の使用料金の内訳の中に「基本料金」の記載があります。

一人暮らしの人(60代) 「基本料金いくらかも全然分かってない」 「(Q.基本料金意識したことは?)ないですね、ない」

 自分が一体いくらお得になるのか、水道の基本料金は東京都水道局のスマートフォンアプリでも確認できます。

出典:都民水道“基本料”無料へ 全額じゃない?いくら安く? | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

 

🧭 まとめ

2025年の夏、東京都では歴史的ともいえる規模の生活支援策として「水道基本料金の無償化」が始まります。この措置により、多くの家庭で月1,000円以上、年間では1万円近い生活費の節約が見込まれます。

都民であれば申請不要で自動的に適用されるため、特別な手続きの必要はありません。東京都の迅速な対応により、物価高や猛暑に備える生活者の支えとなることでしょう。

家計の負担軽減を実感しつつ、今後の行政の取り組みにも期待が高まります。

 

📎 参考リンク(外部サイト)

 

 

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