2026年8月の大雨で車が水没!車両保険は途中加入できる?車種別の保険料も解説
2026年8月、日本では大雨による道路冠水や洪水が発生し、多くの地域で自動車が被災しました。
特に「令和8年8月千葉豪雨」では、道路上で立ち往生した車両や放置車両の移動が行われ、千葉県も被災して動けなくなった車両を仮置き場へ移動し、所有者への連絡を行っています。
そこで気になるのが、
「車が水没したら車両保険で補償されるの?」
という問題です。
さらに、
-
車両保険は途中から加入できる?
-
大雨が降る前に加入すれば間に合う?
-
水没した車はどこまで補償される?
-
軽自動車とアルファードでは保険料がどれくらい違う?
-
車両保険を付けると毎月いくらかかる?
といった疑問を持っている方も多いでしょう。
この記事では、2026年8月の大雨による車の水害を踏まえ、水没リスクのある車と車両保険について詳しく解説します。

*アルファードの車両保険:下記に参考資料あり
途中から車両保険に加入できる保険会社
| 保険会社 | 契約途中の車両保険追加 | 手続き |
|---|---|---|
| ソニー損保 | ✅ 可能 | マイページから手続き可能 |
| あいおいニッセイ同和損保 | ✅ 可能 | 契約者ページまたは代理店 |
| 損保ジャパン | ✅ 可能な場合あり | 代理店へ相談 |
| SBI損保 | △ 補償内容変更に対応 | 契約内容・変更時期による |
| 東京海上日動 | △ 可能なケースあり | 代理店への連絡が必要な場合あり |
1位:ソニー損保
かなり分かりやすく、公式サイトで**「保険期間の途中でも車両保険を追加できる」**と案内しています。
車両保険だけでなく、車両保険金額・免責金額・補償タイプなどの変更も可能とされています。変更日の60日前から当日まで手続きでき、変更日の午前0時から変更後の補償内容に切り替わります。
2位:あいおいニッセイ同和損保
こちらも公式FAQで、
「保険期間の途中で、車両保険追加・削除することは可能」
と明記されています。契約者専用ページでの手続きが難しい場合は、代理店・扱者へ連絡する方式です。
3位:損保ジャパン
損保ジャパンも公式サイトで、契約期間の途中でも車両保険の追加や補償内容の変更ができると案内しています。
追加する場合は追加保険料が必要になります。また、車両保険を途中で追加しても等級そのものは変更されず、補償が手厚くなる分、保険料が上がるという説明です。
4位:SBI損保
SBI損保も、契約途中で補償内容を変更できると公式サイトで案内しています。保険金額の変更や特約の追加・削除などに対応しています。
ただし、「現在車両保険なし→途中から車両保険を追加」については、契約条件や手続き可能期間を個別に確認するのが安全です。
東京海上日動
東京海上日動についても、公式FAQでは補償内容の変更として「車両保険を付けたい/外したい」ケースを案内しています。ただし、手続き方法によっては代理店への連絡が必要です。
2026年8月の大雨で車の水没被害が発生
2026年8月には、千葉県を中心に大雨による道路冠水などの被害が発生しました。
国土交通省は「令和8年8月千葉豪雨」に関する被害状況を継続して公表しており、9月9日時点でも第15報が掲載されています。
また、千葉国道事務所では、国道14号、16号、51号、357号の一部区間について、放置車両や立ち往生車両の移動作業を実施しました。
千葉県も、豪雨によって動けなくなった被災車両を仮置き場へ移動し、所有者に連絡する対応を行っています。
つまり、大雨による水害は住宅だけでなく、大切な自動車にも大きな損害を与える可能性があります。
水没した車が多い「3つのタイプ」
ここで注意したいのは、現時点で公的機関から**「2026年8月の豪雨で水没した車を車種別に集計したランキング」**が公表されているわけではないことです。
そのため、ここでは特定車種の水没台数ランキングではなく、今回のような水害で被災する可能性がある代表的な3タイプとして紹介します。
1.軽自動車
軽自動車は日本で非常に普及しているため、大雨や洪水が発生すると被災車両の中でも多く見られるタイプです。
軽自動車だから水害に弱いという意味ではありませんが、冠水した道路に進入するとエンジンや電装系などに重大な損害が発生する可能性があります。
特に水深が増えている道路には、車種を問わず進入しないことが重要です。
2.アルファード・ヴェルファイアなどの大型ミニバン
トヨタのアルファードやヴェルファイアなど、車体の大きなミニバンも水害とは無関係ではありません。
車高が比較的高いからといって、深い冠水路を安全に走行できるわけではありません。
大量の水が車内やエンジンルームに入り込めば、大きな修理費が発生する可能性があります。
車両価格が高い車の場合、修理費だけでなく、車両保険の重要性も高くなります。
3.セダン・コンパクトカー
セダンやコンパクトカーも、大雨による冠水で被害を受ける可能性があります。
特に車高が低い車の場合、比較的浅い冠水でも走行に影響が出ることがあります。
「少しぐらいなら大丈夫」と思って冠水した道路へ入るのは危険です。
水没した車は車両保険で補償される?
結論からいうと、車両保険を契約していれば、台風・洪水などによる車の損害が補償されるのが一般的です。
日本損害保険協会によると、車両保険では台風・洪水・高潮などによる損害が補償されるタイプがあります。一般的な車両保険だけでなく、補償範囲を限定したタイプでも、台風・洪水などが補償対象となる商品があります。
ただし、契約している車両保険のタイプによって補償範囲が異なるため、必ず保険証券や契約内容を確認しましょう。
日本損害保険協会も、契約タイプによっては保険金が支払われない場合があると説明しています。
車両保険を途中から追加することはできる?
ここが非常に重要なポイントです。
現在、
「対人・対物保険には加入しているけれど、車両保険は付けていない」
という場合、保険期間の途中で車両保険を追加できるかどうかは、保険会社や契約内容によって異なります。
そのため、
「今から車両保険を付けたい」
と思った場合は、加入している保険会社や代理店へ確認する必要があります。
また、途中で自動車保険を変更する場合には、契約の始期日や等級の引継ぎなどにも注意が必要です。日本損害保険協会も、保険期間途中での自動車保険の切り替えには注意が必要と案内しています。
水没してから車両保険に加入することはできる?
これは非常に重要です。
例えば、
8月13日:大雨で車が水没
↓
8月14日:車両保険に加入
というケースでは、すでに発生している水没事故を、後から加入した車両保険で補償してもらうことはできません。
車両保険は、契約した車について、補償開始後に発生した事故・損害を対象とするものだからです。
一方、
8月10日:車両保険を追加
↓
補償開始
↓
8月13日:洪水で車が水没
という場合は、契約内容が水害を補償するタイプであれば、保険金の支払い対象となる可能性があります。
したがって、
「水没してから加入」ではなく「水没する前に加入」
ということが非常に重要です。
車種別!車両保険を付けた場合の月額保険料の目安
車両保険を付けると、当然ながら自動車保険の保険料は高くなります。
ただし、保険料は、
-
年齢
-
運転者の範囲
-
等級
-
免許証の色
-
車種
-
車の年式
-
車両保険金額
-
免責金額
-
年間走行距離
-
使用目的
-
保険会社
などによって大きく変わります。
そのため、以下は実際の見積もりではなく、比較用の目安として考えてください。
| 車種・タイプ | 車両保険金額の目安 | 車両保険付き月額保険料の目安 |
|---|---|---|
| 軽自動車 | 約80万~150万円 | 約5,000~10,000円 |
| アルファード・ヴェルファイア | 約300万~600万円 | 約10,000~20,000円 |
| セダン・コンパクトカー | 約100万~300万円 | 約6,000~13,000円 |
※上記はあくまで目安です。実際の保険料を保証するものではありません。
軽自動車の車両保険は月いくら?
軽自動車の場合、一般的には普通車と比較して車両保険金額が低くなる傾向があります。
そのため、車両保険を付けた場合の保険料も比較的抑えられるケースがあります。
目安としては、
月額約5,000~10,000円程度
として考えることができます。
ただし、新しい軽自動車や人気車種などでは車両保険金額が高くなるため、保険料も高くなる可能性があります。
アルファード・ヴェルファイアの車両保険は月いくら?
アルファードやヴェルファイアなどは車両価格が高いため、車両保険金額も高くなりやすい車種です。
そのため、車両保険を付けた場合の保険料も軽自動車などより高くなる可能性があります。
目安としては、
月額約10,000~20,000円程度
を一つの目安として考えられます。
ただし、年齢や等級、車両保険金額などによって大幅に変わるため、実際には保険会社で見積もりを取ることが大切です。
コンパクトカー・セダンの車両保険は月いくら?
コンパクトカーやセダンの場合は、車両価格によって保険料が大きく変わります。
目安として、
月額約6,000~13,000円程度
と考えることができます。
新車か中古車か、年式が新しいか古いかによっても車両保険金額は変わります。
車両保険を付けるメリット
車両保険の大きなメリットは、事故だけでなく、台風や洪水などの自然災害による車の損害に備えられることです。
日本損害保険協会も、車両保険による台風・洪水などの損害補償について案内しています。
特に、
-
河川の近くに住んでいる
-
大雨で道路が冠水しやすい地域
-
駐車場が低い場所にある
-
車を屋外に駐車している
-
新車・高額車に乗っている
という方は、水害リスクを考えて車両保険を検討する価値があります。
車両保険のデメリット
一方、車両保険にはデメリットもあります。
最大のデメリットは、保険料が高くなることです。
車両保険を付けることで、毎月の保険料が数千円以上高くなることがあります。
また、事故によって保険を使用すると、翌年度以降の等級や保険料に影響する場合があります。
そのため、
「保険料を払ってでも大きな損害に備えたいのか」
を考えて加入することが重要です。
水没した車は修理できる?
水没した車は、単純に洗って乾かせば元通りになるとは限りません。
エンジン、電装系、コンピューター、シート、内装などに水が入ると、修理費が高額になる場合があります。
また、水没の程度によっては修理よりも買い替えを検討したほうがよいケースもあります。
車両保険を契約している場合には、自己判断で修理を始める前に、まず保険会社へ連絡することが重要です。
水没した車でやってはいけないこと
大雨の後に車が水没した場合、無理にエンジンをかけるのは避けましょう。
水がエンジン内部に入っている場合、エンジンを始動することで損傷を拡大させる可能性があります。
安全を確認したうえで、ロードサービスや保険会社などに連絡しましょう。
2026年8月の大雨から学ぶ「車両保険」の重要性
今回の千葉豪雨では、実際に被災して動けなくなった車両の移動や保管が行われています。
また、日本損害保険協会も2026年8月13日からの大雨について、自動車保険の車両保険などで風水災による損害を補償できる場合があると案内しています。
大雨や洪水は、
「自分の住んでいる地域では起こらない」
とは言い切れません。
近年は局地的な大雨によって、短時間で道路が冠水するケースもあります。
そのため、普段から車を利用する方は、自分の自動車保険が水害に対応しているか、一度確認しておくと安心です。
車両保険に加入する前に確認したい5つのポイント
① 洪水・台風が補償対象か
まず、自分の契約している車両保険で洪水や台風による損害が補償されるか確認しましょう。
② 車両保険金額はいくらか
車両保険金額が実際の車の価値に対して適切か確認しましょう。
③ 免責金額はいくらか
事故や水害が発生した際に自己負担する金額を確認しておくことが大切です。
④ 補償開始日はいつか
途中加入する場合は、いつから補償が始まるのかを必ず確認しましょう。
⑤ 現在の契約で途中追加できるか
保険会社によって取り扱いが異なるため、現在加入している保険会社・代理店に確認しましょう。
まとめ|大雨による水没に備えて車両保険を確認しよう
2026年8月の大雨では、千葉県などで道路の冠水や車両の被災が発生しました。
今回の記事のポイントをまとめると、
軽自動車
→ 車両保険付き月額の目安:約5,000~10,000円
アルファード・ヴェルファイアなど
→ 車両保険付き月額の目安:約10,000~20,000円
セダン・コンパクトカー
→ 車両保険付き月額の目安:約6,000~13,000円
となります。
ただし、これらの保険料はあくまで目安であり、実際の保険料は契約者の条件や車両、保険会社などによって変わります。
そして最も重要なのは、
車が水没してから車両保険に加入することはできない
ということです。
大雨や洪水による被害が心配な方は、災害が発生する前に、自分の自動車保険の補償内容を確認しておきましょう。
車両保険は保険料が高くなるというデメリットがありますが、車が水没して大きな損害が発生した場合には、経済的な負担を軽減できる可能性があります。
なお、車両保険の補償範囲は保険会社や契約タイプによって異なります。最終的な補償内容については、加入している保険会社・代理店に確認することをおすすめします。


コメント