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日本のレアメタルで値上がりする企業はどこ?有望銘柄はこれだ!

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日本のレアメタルで値上がりする企業はどこ?2026年注目の有望銘柄を徹底解説!

公開日:2026年10月11日

レアメタル関連株が、今後の日本株市場で注目テーマになる可能性があります。

電気自動車(EV)、半導体、蓄電池、再生可能エネルギーなど、最先端の産業を支えているのがレアメタルです。しかし、日本は重要な鉱物資源の多くを海外に依存しており、安定した供給網を確保することが国の重要課題になっています。

さらに2026年には、南鳥島周辺の海底資源開発や、使用済み電池からレアメタルを回収するリサイクル事業にも動きが出ています。

では、こうした流れのなかで、株価の上昇が期待できる日本企業はどこなのでしょうか。

この記事では、レアメタル関連の有望銘柄を厳選し、それぞれの強み、成長材料、注意点をわかりやすく解説します。

※本記事は2026年10月11日時点で確認できる公開情報をもとにした調査・分析です。株価の上昇を保証するものではありません。

レアメタルイラスト

 

<金の採掘用具>

 

1.そもそもレアメタルとは?

レアメタルとは、産業に欠かせない一方、産出地域が偏っていたり、安定供給が難しかったりする金属の総称です。

代表的な金属には、次のようなものがあります。

  • リチウム: 電気自動車や蓄電池に使用される

  • ニッケル: 電池材料やステンレス鋼に使用される

  • コバルト: 一部のリチウムイオン電池に使用される

  • レアアース: 高性能モーターや電子機器などに使用される

  • タングステン: 超硬工具や産業機械などに使用される

  • 白金族金属: 自動車関連部材や化学産業などに使用される

なかでもレアアースは、電気自動車や高性能モーター、先端電子機器などに欠かせない重要な資源です。

ただし、レアメタルとレアアースは同じ意味ではありません。レアアースはレアメタル関連テーマの一部として考えると理解しやすいでしょう。

2.2026年、日本のレアメタル関連株に注目する理由

理由① 南鳥島周辺の海底資源開発

日本近海の海底資源が注目を集めています。

JOGMECによると、2026年2月には南鳥島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)で、レアアースを高濃度に含む泥の回収に成功しました。

また、海洋研究開発機構(JAMSTEC)は2026年7月、深海約6,000メートルの環境を想定した採鉱システムの接続試験について公表しています。

これらは、日本が重要鉱物の供給源を多様化するうえで注目すべき動きです。

ただし、海底から資源を回収できたことと、商業規模で採掘して利益を生み出せることは別問題です。採掘コスト、分離・精製技術、環境への影響など、解決すべき課題があります。

参考:JOGMEC「レアアース泥で注目!日本の海洋鉱物資源について解説」

レアアース泥で注目! 日本の海洋鉱物資源について解説 : 広報ライブラリー | 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構[JOGMEC]
レアアース泥で注目される日本の海洋鉱物資源。種類や分布、開発に向けた最新動向を分かりやすく解説。

理由② 国が重要鉱物の安定供給を支援

経済産業省は、重要鉱物の安定供給を確保するための政策を進めています。

供給網の多様化、国内での製造・精製能力の確保、リサイクル技術の活用などは、関連企業にとって事業機会となる可能性があります。

ただし、政策の対象になったからといって、必ずしも株価が上昇するわけではありません。企業が実際に受ける支援や、事業収益への影響を確認することが重要です。

参考:経済産業省「重要鉱物」

重要鉱物 (METI/経済産業省)
ページの説明文が入ります。

理由③ レアメタルのリサイクル市場が拡大する可能性

レアメタルは、新たに採掘するだけでなく、使用済み製品から回収することも重要です。

2026年9月、住友金属鉱山は電池リサイクルプラントの竣工を発表しました。同プラントは、使用済み車載用電池などからニッケル、コバルト、リチウム、銅を再資源化するもので、電池セル換算で年間約1万トンの原料処理能力を持ちます。

このような設備投資は、資源循環という長期テーマを考えるうえで注目材料です。

参考:住友金属鉱山「電池リサイクルプラントの竣工記念式典を開催」

電池リサイクルプラントの竣工記念式典を開催 ニッケルやコバルトなどレアメタルの再資源化を推進 | ニュース | 住友金属鉱山株式会社
電池リサイクルプラントの竣工記念式典を開催 ニッケルやコバルトなどレアメタルの再資源化を推進

3.2026年に注目したいレアメタル関連の有望銘柄5選

ここからは、事業内容や成長材料をもとに、注目したい日本企業を紹介します。

なお、以下は株価上昇率の予測ランキングではありません。各社の事業内容から見た投資テーマとの関連性を整理したものです。

第1位 住友金属鉱山(5713)

注目テーマ:ニッケル・コバルト・リチウム・電池リサイクル

住友金属鉱山は、鉱山開発、製錬、電池材料などを手がける非鉄金属大手です。

レアメタル関連株として注目したい理由は、資源の確保から製錬、材料製造、リサイクルまで、幅広い事業を展開している点にあります。

特に2026年9月に発表された電池リサイクルプラントの竣工は、具体的な事業の進展として注目できます。

株価上昇の材料となり得る要因

  • ニッケルやコバルトなどの価格上昇

  • 電池材料の需要拡大

  • リサイクル事業の収益貢献

  • 海外資源開発の進展

一方、金属価格の下落、鉱山の操業コスト、設備投資負担などはリスクです。金属価格が上昇しても、必ずしも利益が同じ割合で増えるわけではありません。

評価:中長期の本命候補として調査したい銘柄

公式IR:https://www.smm.co.jp/ir/

第2位 DOWAホールディングス(5714)

注目テーマ:都市鉱山・金属リサイクル

DOWAホールディングスは、金属製錬や環境・リサイクル事業を展開する企業です。

使用済み電子機器や産業廃棄物などから金属を回収する技術は、資源の安定確保が重視される時代に重要性が高まる可能性があります。

2026年6月には、使用済みリチウムイオン電池からニッケル・コバルトの硫酸塩を回収するプロセスの開発について発表しています。

株価上昇の材料となり得る要因

  • 都市鉱山からの金属回収需要の拡大

  • 電池リサイクル技術の進展

  • 環境・リサイクル事業の収益拡大

  • 回収対象となる金属の高付加価値化

ただし、回収原料の調達コストや処理費用、金属価格の変動によって採算が左右される可能性があります。

評価:資源リサイクル分野で注目したい銘柄

公式サイト:https://hd.dowa.co.jp/en.html

第3位 三菱マテリアル(5711)

注目テーマ:金属リサイクル・資源循環

三菱マテリアルは、銅などの非鉄金属事業に加え、リサイクルや高機能材料にも取り組んでいます。

経済産業省が公表している重要鉱物の供給確保計画では、同社がリチウムイオン電池のリサイクル工程で生じるブラックマスから、ニッケル、コバルト、リチウムを回収・精製する実証に取り組む計画が紹介されています。

ブラックマスとは、使用済みリチウムイオン電池などを処理して得られる、電池材料由来の金属を含む粉末状の原料です。

株価上昇の材料となり得る要因

  • 電池リサイクル事業の成長

  • 国内の資源循環政策の進展

  • 金属回収技術の高度化

  • 銅やその他の金属事業の業績改善

一方、設備投資の負担や既存事業の採算悪化には注意が必要です。リサイクル事業が成長しても、会社全体の利益が増えるとは限りません。

評価:リサイクルと非鉄金属の両面から調査したい銘柄

公式IR:https://ir.mmc.co.jp/

第4位 三井金属(5706)

注目テーマ:高度な製錬技術・高機能材料

三井金属は、亜鉛などの製錬事業に加え、電子材料や高機能材料を展開する企業です。

レアメタル関連株を調べる際は、鉱山会社だけでなく、金属を高純度化し、工業製品に利用できる材料へ加工する企業にも注目する必要があります。

半導体や電子機器の高性能化が進めば、素材の品質や加工技術が重要になる可能性があります。

株価上昇の材料となり得る要因

  • 高機能材料の需要拡大

  • 製錬事業の収益改善

  • 電子材料の販売拡大

  • 資源循環に関する技術開発

ただし、同社はレアメタル価格だけで業績が決まる企業ではありません。電子材料の需要や製造コスト、製錬事業の採算なども確認する必要があります。

評価:資源と先端素材の両方に注目する銘柄

第5位 JX金属(5016)

注目テーマ:金属製錬・リサイクル・先端材料

JX金属は、銅を中心とする資源・製錬事業と、半導体関連材料などの先端素材事業を展開しています。

レアメタルに直接投資する銘柄というより、金属資源の供給網や先端素材の成長を含めて調査したい企業です。

半導体分野では、素材の品質や安定供給が重要です。資源確保やリサイクル技術の高度化が進めば、関連事業にプラスとなる可能性があります。

株価上昇の材料となり得る要因

  • 半導体関連材料の需要拡大

  • 製錬・リサイクル事業の収益改善

  • 資源の安定供給に向けた投資

  • 高付加価値材料の成長

一方、半導体市況の変動や設備投資負担、金属価格の変動には注意が必要です。

評価:レアメタルだけでなく先端素材の成長も狙う候補

4.5銘柄を比較すると、どこが有望なのか?

企業名 証券コード 主な注目材料 投資テーマとの関係
住友金属鉱山 5713 電池材料・電池リサイクル 資源から再資源化まで
DOWA HD 5714 都市鉱山・金属回収 リサイクル技術
三菱マテリアル 5711 金属回収・資源循環 製錬・リサイクル
三井金属 5706 製錬・高機能材料 金属・先端素材
JX金属 5016 製錬・先端材料 資源供給・半導体材料

※この表は事業内容と投資テーマの関係を比較したもので、株価の割安度や値上がり確率を順位付けしたものではありません。

5.南鳥島のレアアース開発で株価が上がる企業は?

今回のテーマで、特に気になるのが南鳥島周辺のレアアース開発です。

日本国内でレアアースを安定的に確保できるようになれば、長期的には資源の輸入依存を減らす選択肢になる可能性があります。

ただし、ここで注意したいのは、南鳥島の開発に関連する企業と、実際にレアアースから利益を得る企業は同じとは限らないという点です。

資源開発が進んだ場合、採掘設備、海洋調査、分離・精製、金属加工など、複数の工程に事業機会が生まれる可能性があります。

一方、現時点では実証試験の進展を、すぐに企業の大幅増益や株価上昇と結び付けることはできません。

関連銘柄を探す場合は、次の3点を確認しましょう。

  1. 南鳥島の資源開発プロジェクトへの具体的な参加実績があるか

  2. 採掘・分離・精製などの技術や設備を提供する契約があるか

  3. 将来の売上高や利益にどの程度寄与する可能性があるか

単に「レアアース関連」と紹介されているだけの銘柄には注意が必要です。

6.レアメタル関連株を買う前に確認したい3つのポイント

① 株価はすでに上昇していないか

成長テーマが注目されると、実際に業績が改善する前に株価だけが上がることがあります。

株価が大幅に上昇した銘柄は、好材料がすでに織り込まれている可能性があります。

購入前には、直近の株価推移、PER、PBR、業績予想などを確認しましょう。

② 企業の利益につながる事業なのか

レアメタル価格が上昇しても、原材料費やエネルギー費用が増加すれば、利益が伸びないケースがあります。

確認したいのは、売上高だけでなく、営業利益、営業利益率、設備投資額、営業キャッシュフローなどです。

③ 決算発表と会社予想を確認する

2026年10月時点では、各社の最新決算や通期見通しを確認することが重要です。

特に、会社が公表する決算短信、決算説明資料、中期経営計画には、成長事業の進捗や設備投資、利益見通しなどの情報が掲載されています。

銘柄を購入する前には、必ず各社の公式IR資料を確認してください。

7.今後のレアメタル市場で考えられるリスク

レアメタルは成長が期待される分野ですが、必ず利益が得られるわけではありません。

主なリスクは次のとおりです。

  • 金属価格の下落: 需給が緩めば、資源価格が下落する可能性がある

  • 海外の供給政策: 輸出規制や貿易摩擦が市場に影響する可能性がある

  • 開発の遅れ: 海底資源や新しい精製技術の商業化には時間がかかる

  • 設備投資の負担: 大規模な設備投資が利益やキャッシュフローを圧迫する場合がある

  • 株価の先行上昇: 将来への期待が高まりすぎると、材料出尽くしで下落する可能性がある

特に、海底資源開発は長期的なテーマとして考え、短期的な値上がりを前提に投資しないことが大切です。

8.結論:私が注目したいレアメタル関連株は?

今回の調査を踏まえ、私は次のように整理します。

第一候補:住友金属鉱山(5713)

鉱山・製錬・電池材料に加え、2026年9月には電池リサイクルプラントの竣工を発表しました。レアメタルの供給から再資源化まで、幅広い事業に注目できる点が強みです。

第二候補:DOWAホールディングス(5714)

都市鉱山や電池リサイクルなど、資源を再利用する技術に注目したい企業です。金属の安定供給と資源循環の両面から調査する価値があります。

第三候補:三菱マテリアル(5711)

金属製錬とリサイクル技術を持ち、国内の資源循環政策との関係にも注目できます。

ただし、これは事業内容を踏まえた調査上の優先順位であり、現在の株価が割安であることや、今後値上がりすることを保証するものではありません。

投資判断では、最新の株価、PER・PBR、会社予想、直近決算を照らし合わせる必要があります。

レアメタル関連株を探すなら、話題性だけで飛びつくのではなく、資源を確保できる企業、金属を精製できる企業、そして使用済み資源を再利用できる企業という3つの視点から比較することが重要です。

今後も日本の資源確保政策や海底資源開発、電池リサイクル事業の進展を確認しながら、有望な企業を見極めていきましょう。


参考資料・公式情報

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※本記事は情報提供を目的としており、特定銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断は、ご自身の責任で行ってください。

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