1. 結論:いま「ラピダス株」は一般の証券口座から買えません
ラピダス(Rapidus)は、最先端ロジック半導体の国産化を目指して2022年8月に設立された企業です。現時点では株式市場に上場していない(未上場)ため、通常の国内証券会社の口座(SBI証券、楽天証券、マネックス証券など)から直接「ラピダス株」を買うことはできません。
さらに、経済産業省に提出された事業計画の資料では、2027年度後半に2nm半導体の量産開始、その後に事業を軌道に乗せて2031年度ごろの株式市場上場を目指すことが示されています。
2. それでも“ラピダスに投資したい人”が取れる3つのルート
「直接買えないなら終わり?」ではありません。ラピダスは未上場でも、投資家としては次のような“間接的な投資ルート”があります。
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ルート①:ラピダスに出資している企業(上場企業)を買う
ラピダスは設立時、国内主要企業8社が出資したことが公表されています(例:トヨタ、デンソー、ソニーグループ、NTT、NEC、ソフトバンク、キオクシア、三菱UFJ銀行など)。
このうち、株式市場に上場している企業の株を買えば、ラピダスの進展が“関連テーマ”として評価される場面で恩恵を受ける可能性があります。
ポイント:
「ラピダスに出資している=ラピダスの成果がそのまま株価に直結」ではありません
事業規模に対して出資額が小さいケースもあるため、期待先行になりやすい点に注意
ルート②:半導体“国産化・製造装置・素材・インフラ”の関連銘柄に分散投資する
ラピダスが進むほど必要になるのは、製造装置・素材・クリーンルーム・電力/水などのインフラ、そして周辺サプライチェーンです。
つまり、ラピダス単体ではなく、
といった“周辺産業”へテーマ投資するのも現実的です。
ルート③:半導体セクターの投信・ETFでまとめて買う
「個別株選びが難しい」「値動きが怖い」という場合は、
のように、セクター分散で持つ方法もあります。
ラピダス、1300億円出資めど 京セラも検討、民間企業20社超
先端半導体の国産化を目指すラピダスが、2025年度中を目標としていた民間企業による1300億円程度の出資にめどを付けたことが12日分かった。京セラが資本参加の検討に入った。キヤノンも最終調整しており、新たに出資するのは20社超となりそうだ。
ラピダス設立当初に総額73億円を出資したソニーグループやソフトバンクなど8社も出資額を積み増す見通し。ラピダスは27年度後半を計画する量産化に向けた資金の確保に近づくことになる。
出資する企業は25年中にもラピダスと合意する。キヤノンは数十億円規模とみられる。ホンダや富士通、富士フイルムホールディングスも前向きだ。
3. (超重要)“未上場株を買えます”系の話には注意
未上場株は、
がない限り、個人が安全に売買するのは簡単ではありません。
特に、SNSやDMなどで
といった話が来た場合は、詐欺や不透明な取引の可能性を疑ってください。
4. 実際に買う手順(ルート①・②の“上場銘柄”の場合)
ここでは、一般の方が“現実にできる”買い方を、超シンプルにまとめます。
ステップ1:証券口座を用意する
すでに口座がある方はOK。ない方は、国内ネット証券で口座開設します。
ステップ2:投資目的を決める(短期 or 長期)
ラピダス関連は、政策・補助金・量産進捗などのニュースで値動きが出やすい分野です。
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短期:ニュースに敏感/損切りルール必須
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長期:分散・積立・含み損耐性が必要
ステップ3:候補を絞る(出資企業/周辺産業/投信ETF)
「出資企業だけ」に偏るより、周辺産業+投信ETFも混ぜるとリスクが下がります。
ステップ4:買い方を決める(成行・指値・積立)
初心者は
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投信:積立(毎月)
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個別株:指値(高値掴み回避)
が無難です。
5. 今後いつ“ラピダス株”が買えるようになる?(目安)
現時点の公開資料では、
というロードマップが示されています。
ただし、上場時期は
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技術開発
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歩留まり
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資金調達
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顧客獲得
などで変動します。「○年に確実に上場」と断言できるものではない点は押さえておきましょう。
まとめ:いま買えるのは“ラピダス株”ではなく「ラピダスに繋がる投資」
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ラピダスは未上場なので、今は直接買えない
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投資したいなら、
出資企業(上場銘柄)周辺サプライチェーン半導体投信・ETF の3ルートが現実的
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「未公開株を売ります」系の話には要注意

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