相撲界の重鎮として知られた(本名:坂本正博、四股名:時津海正博)。彼のキャリアは輝かしいものでしたが、度重なる問題が影を落としました。今回は、彼の生い立ちから相撲界での活躍、そして離婚に至るまでの経緯を詳しく見ていきます。
元時津風親方を逮捕 駐車禁止除外標章を不正使用し違法駐車か
逮捕されたのは、東京・墨田区に住む大相撲の元幕内・時津海で、第16代の時津風親方を務めた坂本正博容疑者(51)です。
警視庁によりますと、2月、墨田区両国の路上に車を止めた際偽造した「駐車禁止除外標章」を車に掲示したとして、偽造有印公文書行使の疑いがもたれています。
この標章は歩行が困難な身体障害者などに対し、移動時の負担を軽減するために公安委員会から交付されるもので車のダッシュボードに掲示しておけば、駐車禁止の標識がある場所でも取締りの対象にはなりません。
調べに対し、容疑を認めたうえで「都内に住む知人に交付された標章を借りてコンビニでカラーコピーした。駐車違反の取締りを免れるためだった」などと供述しているということです。
2024年7月に東京・千代田区で「標章を掲示して頻繁に路上に止めている車がある」と近所の人から通報を受け、警視庁が捜査を進めていました。
出典:NHK
幼少期から力士時代
1973年11月8日、長崎県福江市(現・五島市)で生まれた坂本氏は、幼少期から体格に恵まれ、小学生の頃から相撲を始めました。中学時代にはその才能が認められ、高校では全国大会に出場。卒業後、東京農業大学に進学し、学生相撲でも活躍しました。1996年3月場所で幕下付出として初土俵を踏み、プロの世界へ進みます。
1998年9月場所で新入幕を果たし、最高位は東前頭3枚目まで昇進。得意技は右四つ・寄りで、技能賞を4回受賞。引退後は時津風部屋を率いる親方として、弟子たちの指導に努めました。
親方としての問題と相撲界引退
2007年、先代親方による力士暴行死事件が発覚。坂本氏は33歳という若さで時津風部屋を継承しました。当初は再建に向けて努力していましたが、次第に問題が浮上します。2010年には野球賭博への関与が明らかになり、2020年には新型コロナウイルスのガイドライン違反として、場所中にゴルフコンペや帰省を行ったことが問題視されました。
2021年1月の初場所中には、東京・赤坂の雀荘や新橋の風俗店に通っていたことが発覚。これが決定打となり、日本相撲協会から退職勧告を受け、同年2月に退職しました。
離婚と家族の未来
スキャンダルが相次ぎ、夫婦関係にも影響が及びました。度重なる問題によって家庭内の信頼が揺らぎ、2021年に離婚。元夫人は「女将としてのストレスから解放され、幸せ」と語り、二人の息子は立浪部屋に入門し、相撲の道を歩んでいます。
逮捕とさらなる転落
2025年2月27日、坂本氏は偽造された「駐車禁止除外指定車標章」を掲示した疑いで逮捕されました。コンビニでカラーコピーを作成し、不正に駐車違反を逃れようとしたとされています。この事件で社会的信用はさらに失墜し、再起は極めて困難な状況です。
現在の時津風部屋と今後の展望
現在、時津風部屋は元幕内力士の土佐豊祐哉(本名:森下祐哉)が継承し、後進の指導に当たっています。時津風部屋は新たなスタートを切り、再建の道を歩んでいます。今後の動向に注目が集まっています。
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