✨ 大阪・関西万博年齢層別来場者データ

2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博。開幕から4月24日までの来場者データが公開され、年齢層ごとの来場傾向が明らかになりました。

クロスロケーションズ株式会社がスマートフォン位置情報データをもとに推計したところ、50歳以上が7割超を占めていることが判明しています。これは、従来期待されていた若年層の動向とは異なる結果となっており、今後のプロモーション戦略にも影響を与えそうです。

2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博では、開幕から4月24日までの来場者データから、50歳以上が7割超を占めていることが判明。若年層の集客が課題となっており、今後のプロモーション戦略に影響を与えそうです。

【年代別割合（開幕13日間推計）】

70代以上：35%（最も多い）
60代：22%
50代：19%
30代：6%
20代：5%
男女比では、
男性：45%
女性：55% となっており、女性の来場がやや多い結果になっています。

このデータは、今後のイベント施策の見直しや、ターゲット層へのアプローチ方法を再検討する重要な資料となるでしょう。

▶ 中高年層中心の集客状況

今回のデータから、万博の来場者の中心は中高年層、特に70代以上であることが明確になりました。この層は時間と経済的余裕があり、健康志向も高いため、万博の展示やテーマに関心を持ちやすいと考えられます。また、70代以上の割合が突出していることから、交通アクセスや休憩施設の充実といったシニア向けのサービス強化も重要になりそうです。

万博来場者は中高年層、特に70代以上が中心。時間や経済的余裕、健康志向の高さから関心が高く、今後は交通アクセスや休憩施設などシニア向けサービスの強化が求められます。

▶ 若年層・子育て世代の取り込みが急務

一方で、20代、30代の来場者数が非常に少ない現状は見逃せません。若い世代や子育て世代に対して、万博の魅力を伝えきれていない可能性が指摘されています。特に、ファミリー層を取り込むためには、親子で楽しめるコンテンツや、子供向けのアクティビティをさらに充実させる必要があるでしょう。

さらに、SNSを活用したプロモーションや、若年層が好むビジュアルコンテンツ（インスタ映えするフォトスポットなど）の設置も効果的だと考えられます。

20〜30代の来場者が少なく、若年層や子育て世代への訴求が課題。親子向けコンテンツやSNS活用、フォトスポット設置などが対策として求められます。

読売新聞　一部抜粋

大阪・関西万博の来場者、７割強が５０歳以上…子育て世代の呼び込みカギ

人工島・夢洲（大阪市此花区）で開催されている大阪・関西万博の来場者を年代別にみると、７割強が５０歳以上と推計されることが、スマートフォンの位置情報を分析する会社「クロスロケーションズ」（東京）の調査でわかった。来場者を増やすには、子育て世代の呼び込みがカギを握りそうだ。

開幕の１３日から２４日までで、会場内に滞在した人（スタッフを含む）のデータから性別・年代別の割合を推計した。７０代以上は３５％、６０代は２２％、５０代は１９％と高い割合を占める一方、２０代は５％、３０代は６％にとどまった。男女別では男性が４５％、女性が５５％だった。

出典：大阪万博:大阪・関西万博の来場者、７割強が５０歳以上…子育て世代の呼び込みカギ : 読売新聞