【大阪万博】ネパール館の工事代未払い！どこの工事業者なの？

ネパール館の工事がストップ！その原因とは？

2025年4月13日に華々しく開幕した【大阪・関西万博】。世界中から注目が集まる中、各国のパビリオン建設も進められていましたが、その一方で、問題も発生しています。そのひとつが、ネパール館の建設工事の停止です。工事代金の未払いが原因で、工事がストップしていることが判明しました。ネパール側は「本国の資金繰りの都合で支払いが困難になっている」と説明しており、現時点では再開の目処も立っていない状況です。このまま工事が進まなければ、万博期間中に完成を迎えられない恐れもあり、関係者の間で懸念が広がっています。

・ネパール館の建設工事が、工事代金の未払いにより停止。

・ネパール側は「資金繰りの都合で支払い困難」と説明し、再開の目処は未定。

・万博期間中の完成に懸念が広がっています。

大阪・関西万博「ネパール館」費用支払えず“工事停止”に「立て替えは絶対ダメ」「休憩所にしろ」呆れ声

「この現状に対して、博覧会協会は21日の会見で、インド・ブルネイ・ベトナムについては“4月中の開館を目標に手続きを進めている”とコメントしています。インド、ブルネイ、ベトナムは単純に内装や展示工事が間に合っていないということで、ネパール館とは状況が異なるようですね。

　一方、ネパールについては、博覧会協会も“具体的な計画を聞き、協会として必要な対応をする”と曖昧な回答にとどまりました」（全国紙社会部記者）

　パビリオン工事の遅れは、開幕前からすでに指摘されていた。

　本来であれば、まず本体部分（外装）の建設を完了させて「完了証明」を取得し、その後、内装・展示の工事を経て「使用許可」を得ることで来場者を受け入れる流れになる。

出典：大阪・関西万博「ネパール館」費用支払えず“工事停止”に「立て替えは絶対ダメ」「休憩所にしろ」呆れ声 | 週刊女性PRIME

工事を担当していた業者は？

ネパール館の建設を担当していたのは、日本の大手建設業者「フジタ」です。フジタは、国内外問わず数々の大規模プロジェクトを手がけてきた実績豊富なゼネコンであり、今回の万博でも高い期待を寄せられていました。しかし、今回の案件では発注元からの工事代金支払いが滞り、施工中断という異例の事態に巻き込まれてしまいました。フジタ側は万博運営側に状況報告を行い、今後の対応を協議中とのことですが、すぐに再開できる見通しは立っていないようです。

・ネパール館の建設を担当していたのは、大手ゼネコン「フジタ」。

・工事代金の未払いにより施工が中断し、フジタは万博運営側と対応を協議中。

・再開の見通しは立っていない状況です。

ネパール館工事送金額と未払い金額

・ネパール館は2024年8月に工事開始。
・建設費用の一部が未払いのため、2025年1月から工事停止。
・ネパール政府からの送金額は非公開（現時点で金額発表なし）。
・工事業者への未払い金額も非公開。
・ネパール側は「本国の都合で送金できない」と説明。
・外観はほぼ完成しているが、内部工事は止まったまま。
・万博協会は「ネパールは出展意志を継続」と発表。
・工事再開時期は未定。